佐古くんのこと

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    https://youtu.be/pIhQqCJzBr0
    今年福岡で出会った佐古勇気くんのことを、ぼくはまだよく知らない。
    佐賀県出身。
    ぼくも大好きな友部正人さんや早川義夫さん、ボブ・ディランが大好き。
    いままで出会わなかったのが不思議なくらい
    共通の友達がたくさんいるみたい。
    でも彼について知っているこれらの少ない知識なんてどうでもいい。
    その日リハーサルで彼の歌をはじめて聴いて、力があるなと思った。
    一言で言うと、なにも説明がいらない感じだった。
    たくさんのミュージシャンに出会う。
    どんな音楽だって好きになれるわけじゃないし、みんなと仲良くなれるわけじゃない。
    それは自分がぼーっとしているから、鈍いからなのかなと思うこともある。
    良さが伝わってこないのは自分のせいなんじゃないかと。
    どんな音楽にもいい悪いはなくて、好きになるコツがある気がするから。
    でも佐古くんの歌を聴いて、どんなにぼーっとしていても
    好きなものには絶対気がつくんだとわかった。
    かえって鈍くしているくらいの方が本当に好きなものだけに出会えるのかもしれない。
    佐古くんがその日ライブ中にMCでこんなことを言っていた。
    世の中に便利な道具が増えて、こんなに簡単にかっこいい音楽が
    作れるようになったのに、ぐっと来るものはとても少ない。
    それは、その音楽の中にその人がいないから。
    また佐古くんと一緒にやりたいな、と思って佐古くんに連絡。
    佐古くん、その日のうちに全部決めてくれた。
    おたがい、とてもたのしみにしている日です。
    吉祥寺のsutekinaというお店もとてもよさそう。
    ああ!たのしみだなあ!
    リハーサルではじめて聴いたのは確かこの曲でした。
    「むかしのむさしの」
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    ●12月13日 (日)
    東京 吉祥寺sutekina
    『素敵なツーマン 第四夜』
    出演:佐古勇気(snap) / 平井正也
    時間:open 19:30 / start 20:00
    料金: 2,000円(+1d)
    会場:sutekina
    〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目2−4 3 階
    電話 0422-72-7262

    【平井正也 東京3デイズ】 ☆2日目、12月12日タイニーカフェはこんな日です☆

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      仙川のタイニーカフェは、ぼくにとって特別なお店で
      いままでにいろんな企画をしてきました。
      マーガレットズロースの岡野、粕谷がそれぞれソロでうたって
      最後に一緒にやる日もあったし、
      nelcoがはじめてライブしたのもタイニーカフェだったし、
      大好きな久保田諭さんとのユニット、ブラザー兄弟もタイニーでやったんだ。
      ゆみこがまえいさん展をやったり、
      そういえば震災の時もタイニーでやる展示の準備中だった。

      この頃は仙川在住の根本くん企画でよくやらせてもらって
      今回も根本くんにお願いすると、いろいろおもしろそうな企画を考えてくれた。
      ポエトリーリーディングのアイデアとかも出たんだけど、
      先日の北浦和クークーバードに来てくれた根本くんがライブ後にこんなふうに言ってくれた。
      「やっぱりただ平井さんの歌をたくさん聴きたいです」って。
      なんだかとてもうれしかった。ありがとう。

      そういえばタイニーではただうたいたい歌をうたうワンマンライブってあんまりしたことがなかったな。
      まだ店長がひさりさんの頃、はじめてやったとき以来だろうか?
      ただのワンマンが、タイニーカフェではなんだかすごく特別な気がします。
      今年はたくさん曲が出来た年だったし、締めくくりに新しい曲をたくさんうたいたいな!

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      ●12月12日 (土)

      東京 仙川TINY CAFE
      『逆立ちすれば答えがわかるvol.5』
      〜師走に、し忘れないように!〜

      ☆平井正也ワンマンライブ

      時間:オープン 18:30 / スタート 19:30
      料金:投げ銭(1オーダーお願いします)

      会場:仙川TINY CAFE
      東京都調布市若葉町1丁目42-2
      電話 03-3305-0400

      ■ライブ終了後、プチ忘年会やります。
      参加したい方は、ねもと(ツイッター@necobus55)まで事前予約お願いします。
      参加費1200円(ドリンク別)

      ※こちらのフライヤーもしま作。
      横書きでライブ詳細のメモ書きを渡したら、
      調布市の布市をひとつの感じだと認識。
      縦書きになったとき、見たことない漢字を発見して驚きました・・・笑
      この日、体操着でライブするわけではないのでご注意ください◎


      【平井正也 東京3デイズ】 ☆初日、12月11日はこんな日です☆

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        ミックスナッツハウスの王子こと林漁太が1日ホストを務める
        高円寺グリーンアップルでの企画シリーズ、
        『ぷり喫茶、夜の生演奏会』に出演します!

        林くんは、その昔、リトルハヤタというバンドをやっていたころからの友達で
        初共演は確か2002年。「こんぺいとう」のレコ初で訪れた大阪梅田のハードレインでした。
        はじめて会ったのに梅田マルビルのタワーレコードまで自転車二人乗りして連れて行ってくれたんだ。
        そのときからお互いにずっとリスペクトが続いている。

        林くんのライブは、まず、とても音が小さい(!)
        エレキギターなのに弦の音が聴こえるくらい。
        だけどとてもよく聴こえる。
        物足りなさが、ないわけじゃないけど
        音のすき間をうめる大事なものが、うたのなかにたくさん詰まっているような気がする。

        冠をかぶって、メイクをして、派手な衣装を着てステージに立つ。
        思わず笑ってしまうような掛け合いもあるのに
        読後感には一切色物っぽい印象はなくて
        純粋な音楽と言葉の素晴らしさが胸にひとつの灯火のように残る。

        ぼくと林くんと島津田四郎くんの3人でやるライブシリーズ、「正太郎の会」がはじまってから
        共演の機会がふえたけど、一番最近は11月の北浦和クークーバードで行われた「よりみち音楽会」。
        そのときはミックスナッツハウスのベース、ベースライオンと王子のユニット、半バナナと2マン。
        その日アップライトベースを持ってきていたベースライオンとセッションしたくなって
        「いい夜だよ」と「金木犀」の2曲をお願いすると、野生の勘?で弾いてくれたベースが素晴らしくて
        またじっくり一緒にやりたい!と思っていたら、今回ゲストにベースライオンの参加が決定!
        また持ち前の野生の勘で何曲か一緒にやろうと思います◎

        さらにこの日は、特設平井正也ブースが設置され、ぼくが焙煎したコーヒー豆を
        ぼくが挽いて、ぼくが淹れて、ご提供します!
        ガテマラ、東ティモール、エチオピアなどのストレートコーヒーを
        独自のコーヒー観でもって解説しつつ、美味しくたのしく飲んでいただけます。
        関東でコーヒーを出すのは去年のマルムカフェ以来です。

        そんなわけで盛りだくさんの東京3デイズ初日、しかも投げ銭!
        みなさんのご来場お待ちしています!

        ※フライヤーのイラストはしまが描いてくれました。
        文字の配置と色に注目。あと、ライオンがいい!

        ●12月11日 (金)

        東京 高円寺 グリーンアップル
        『ぷり喫茶、夜の生演奏会』

        出演:平井正也/デリシャス王子
        ゲスト:ベースライオン

        時間:open19:00
        料金:投げ銭制(+1オーダー)


        大蔵さんと打ち合わせです

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          2015年9月24日(木)

          高速バスが朝の新宿について、それからどうしたんだっけ?たぶんいつもお世話になっている横浜のゆみこの実家に行ったね。
          夜までの記憶はない。
          22:00くらいから、下北沢のラ・カーニャでミディの大蔵さんと待ち合わせた。
          マーガレットズロースの新しいアルバムの打ち合わせだったんだけど、なぜか温泉の話ばかりしていた。ぼくがいま別府に住んでいると知って大蔵さん「別府ぅ!?」と驚いていた。
          ワインを飲みながら「最高じゃ〜ん」とごきげんだった。
          最後の方でちょこっとだけレコーディングの話になって、「とにかくレコーディング初めてください」という確認がとれました。
          イエイ!
          たまたまその場に居合わせていたローザルクセンブルクのドラムだったという方のお話もよかった。よく覚えいないけど、人の生きる死ぬということに関わる話だったような気がする。

          ところで9月24日といえば中学の時、めちゃくちゃ好きだった正木さんの誕生日ではないですか。いまだに9と2と4が並んでいるのを見ると何かの意味を感じてしまう。

          「ハイコーフェス打ち上げと盛岡米山のこと」

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            2015年9月23日(水)

            ハイコーフェスの打ち上げは毎年、乳頭温泉のたつこ荘という宿で行われる。これがたのしくて、しあわせでたまらないのだ。たつこ荘に泊まらず帰ってしまう出演者には「なにをしに来たんだ?」といいたい。もちろんその辺はマーガレットズロースのメンバーに念押ししておいた。
            しかし近年のハイコーフェスでは、打ち上げの頃にはハイコースタッフのみんなの疲れがピークに達し、進藤くんなんか土のような顔色で、いつのまにかいなくなってしまう。そのへんは正直ちょっとさみしい。打ち上げの前に燃え尽きるようではまだ本当のフェスとはいえないではないか!
            来年、もしもハイコーフェスがあるなら、元気なハイコースタッフのみんなと朝まで飲みたい。たのしさマックスまでいったあとのすっきりしたさみしさと、「もうちょっとみんなと話したかったな、飲みたかったな」というさみしさは、全然ちがうもの。もうちょっとみんなをねぎらわせてほしいのが正直な気持ち。それが出演者のわがままなのはわかってるけども。
            スタッフのみんなは朝になったら宴の片付けやハイコーフェス会場の潟分校にもどって片付けもしなくちゃいけない。スタッフ打ち上げがフェスから1ケ月以上経ってからようやく行われることを考えても、フェスがどれだけ大変なことかがわかる。むしろそっちの打ち上げに参加したい。ただただハイコーフェスとハイコースタッフが大好きでこんなこと言ってます。
            そんなわけでわずかに生き残った元気なひとたちと朝まで飲み語らった平井でした。ありがとうね。

            朝が来て、すこし寝て、もう一回朝が来る。
            そしてたつこ荘恒例の「みんなでだらだらして出演者がすこしずつ帰っていく、決して一度には帰らない、だんだん減っていく、はじめての人にはいまは何の時間なの?」というお別れの時間がやって来る。この感じは例えば粕谷にはわからなかったかも。ただね、たぶん「もうちょっとここにいたいな」ってだけなんだよね。

            ぼくはこの日、盛岡でライブ。急ぐ理由もないのでかなりねばったよ。みんなを見送ってから、ハゼくんの車に乗って田沢湖駅まで送ってもらった。
            車の中でハゼくんがこんなことを言った。

            「平井さんにとって音楽ってなんですか?」

            えー?いきなりそんなこと聞く?
            ハゼくんのそういう大まじめなところが大好きだよ。おれも大まじめに考えた。しばらく考えて、

            「おれが人にあげられる最高のプレゼント」

            って答えた。
            まじめにそう思った。受けとってくれるみなさん、本当にありがとう。

            そして夜、ここのところ秋田の後は必ず寄らせてもらう店「珈琲&酒 米山」でうたった。けっこうお酒を飲みながら、しあわせだったな。
            昨日と今日でこんなにちがう日もあって、そのどっちがどうというわけではなく、ある1日が強く輝いているから、毎日が笑い出すよ。


            「ハイコーフェス6」

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              2015年9月22日(火)

              ハイコーフェスが終ってもう1ヶ月以上過ぎてしまった。
              こんなにたって日記を書きはじめる出演者ももういないだろう。
              その間にもまた別の土地へ行ってたくさんライブしたり、いろいろな人に出会った。
              その一日一日がどれも一回きりの特別な日だけど、ハイコーフェスの何がそんなに特別なんだろう。

              ハイコーでのマーガレットズロースのライブ。
              最後にうたった「マーガレットズロースのロックンロール」のイントロで、こんなようなことを言った。


              「きっともう死ぬまでずっと続けていける
              そんな大きな愛をありがとう」


              この先日本中、世界中のどこにいても、どれだけ時間が過ぎても
              あの場所で感じたことはずっとぼくの中に残ると思った。
              旅をしていてたまにとても孤独になることがあるけど
              進藤くんはぼくに大事なことを思い出させてくれる。

              一番そばに一番大事な人がいるってこと。
              こんなにぼくを好きな人がいるってこと。

              それはもしかしたら進藤くんもぼくの音楽を聴いて思い出しているのかもしれない。
              忘れっぽいぼくら、すぐ大事なこと忘れて、また音楽が思い出させてくれる。

              進藤くんがよく言ってる「ボクと君のハイコーフェス」っていうのは、
              いろんな意味があると思うんだけど、ハイコーフェスというものがあることで、
              ボクが君に、君がボクになっちゃうことなんじゃないかと思ってる。
              毎年来るたびにみんなが好きになっていくし、自分が好きになっていく。
              スタッフの誰かがいなかったら悲しいし、集まるお客さんも、
              毎年おなじわけじゃないけど、なにか懐かしい気持ちになる。

              今年はまた特別にぼくと進藤くんがどっちがどっちだかわからなくなってしまった。
              進藤くんが真剣にぼくのコスプレしているというのもあるけど、
              お互いのハイコーフェスに対する思いが、もう話さなくても通じているような感覚だった。

              いろんな出演者がいる中で、進藤くんはみんなそれぞれに偏った愛情をもっているけど、
              どう客観的に見てもぼくに対する愛情はさらに偏っている。
              こんなことが許されるのはハイコーフェスのスタッフ、出演者、
              みんな本当に進藤くんとこーちゃんのことが好きだからなんだ。

              自分がどれだけすばらしいかってこと、いいかげん自分で信じます。
              本当にありがとう。愛してます、ハイコーフェス。


              ハイコーフェスを知らない人にはもうなんのこっちゃわからない文章になってすみません。
              なんだか説明してもしょうがない気持ちになったので、
              時間をあけて説明の部分は忘れてから書こう、というのもありました。


              すこしだけ9月22日のことを書くと、まず一番最初のぐっとクルーの演奏でもう感動してしまって、朝の9時半から泣いた。
              何度も聴いた歌でも、なんてうたうか知っていても、本気の本気でうたわれたら関係ないんだね。

              マーガレットズロースのメンバーは昼に田沢湖に着く。
              これ以上すばらしいライブを観てもメンバーと気持ちが開いてしまうと感じて、今年はあんまりライブを観れなかった。
              スタッフの除雪さんが駅まで迎えに行ってくれることになっていたけど、ぼくも乗って行くことにした。

              毎年、ハイコーのスタッフの人たちが出演者を田沢湖駅まで迎えに行く気持ちってこんななのかな。
              「うわー、ほんとにマーガレットズロース来たー!」みたいな。
              ぼくはもう気持ちがびんびんになってたけど、ひとりだけビンビンでもバンドはだめなので、
              みんなまだ前戯もしていない状態なので、極力落ち着いて、なるべく普通でいようと心がけた。

              除雪さんが運転する車の中で熱海くんがした話がおもしろかった。
              新幹線でとなりの席のおばあさんに田沢湖に着く直前になってから
              半ば強引におにぎり三個食べさせられた話。
              かなり空気が和んで、やっぱり迎えに云ってよかった。

              みんなと会場に着いてからは、ちょこっとずつライブを観ては、カレーを食べたり、
              熱海くんと一緒にギターをあわせたり、岡野と粕谷どこいったかな〜なんてうろうろしたりして、
              出番前にはいつものようにみんなでライブの流れを確認しあった。

              どんなライブだったかな。
              幕が開く前、観れなかったけど、進藤くんたちがなにやらくだらなそうな小芝居やってくれて、
              幕が開いたらお客さんがすーって一斉に立ち上がった。
              なんだろうね、厳か、というのかな。
              身が、ひきしまったね。

              ぼくはいつ爆発してもおかしくない気持ちをなるべくバンドにあわせようと苦労した。
              ぼくにとっては5回目のこのステージ、メンバーは始めてなんだもの。
              ここに来るまでも札幌と青森でひとりでライブしてきて、そんな後はバンドと合いにくいもんなんだ。
              ふつう合いっこない。
              よかったかどうかは、もうわからない。
              たのしかったよ。あっという間だった。

              今年は進藤くんが考えてくれたセットリスト、曲順までそのままやった。

              1.東京
              2.オクターブ上で
              3.ロックンロールをよろしく
              4.高橋くん
              5.斜陽
              6.マジックバス
              7.マーガレットズロースのロックンロール

              岡野は終ってから、リクエスト通りにやるのは責任がなくなるからよくないって言ってたけど、
              いいセットリストには違いなかったよね。

              最後に今年ぼくが描かせてもらったハイコーフェスTシャツのイラストと、
              ハイコーフェスが終ってから撮影された進藤くんとこーちゃんの写真を紹介します。

              今年でハイコーフェスはおしまいかもしれません。
              毎年、そんな気持ちでハイコーフェスを続けてきたんだと思うけど、
              今年で本当におしまいかもしれません。

              ぼくの気持ちはこうです。

              「きっともう死ぬまでずっと続けていける
              そんな大きな愛をありがとう」

              左 イラスト:平井正也 
              右 写真:さとうもとのぶ
              (写真は元データでアップできなかったため、画面を撮影したものをあげさせてもらいました)
               


              内陸線で田沢湖へ

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                2015年9月21日月曜日

                あきひとの家で目が覚めて、きのうふらふらに酔っ払ったわりに元気。
                いまあきひとが録音しているソロ音源にギターを入れてほしいという。
                もちろんいいよ。

                いつのまにぼくはギターソロなんてものを弾けるようになったんだろう。
                高校のときに組んでいたバンドでは曲は作れても、
                どうやればソロが弾けるのかさっぱりその秘密はわからなかった。
                そのうちスケールというものがあることを知って、
                どのへんを弾くとそれっぽくなるということはわかっていったものの、
                その朝ぼくが弾いたギターソロはぼくが聴いても平井正也っぽいもので、
                ああ、こんなふうにできるようになったし、こんなふうにしかできないのだなぁと驚いた。
                人の曲で演奏するとなおさらなのだ。
                あきひとはとても感激している様子。
                こんなんですみません。どんな作品になるのかとてもたのしみ。

                あきひととラーメンを食べて、また昨日の街中温泉まで送ってもらって別れる。
                今度はいつあえるかな。

                予定になかった録音をしたので、予定のバスには乗れず、
                秋田内陸縦貫鉄道というのを経由してゆっくり、ゆっくり田沢湖へ向かった。
                あんなに夢見たマーガレットズロースでのハイコーフェスにむけて心の準備は万端に整いつつあった。

                札幌、青森でのなつかしい再会がぼくのこころにあたたかいものを残していた。
                たくさんの出会いがまた次の出会いに繋がっていく。
                センチメンタルすぎるくらいがハイコーフェスにはちょうどよかったもの。

                内陸鉄道はディーゼル車で、すわり心地もいまいちだったけど、
                うとうとしたり秋田のみんなを思いながら田舎の風景の中を、ゆっくり進んでいた。
                田んぼアートの近くを走る時は歩くほどのスピードで。
                みんな窓際に身を乗り出して写真を撮っていたけど、
                ぼくにはそれはさっぱりアートには思えなかったのだった。
                それくらい心はハイコーフェスにむけて準備万端だった。

                はぜくん、モトノブさん、タイキくんが田沢湖に迎えに来てくれてまず水沢温泉へ。
                笑うくらい熱いお湯で笑った。

                ハイコーではみんながあしたのカレーを作っている。
                みずのこぶ、きりたんぽ、日本酒。
                すこし酔っ払って、事務所に床をとった。

                マーガレットズロースのみんな、あしたちゃんと秋田に来るかなぁ。
                 


                青森もぐらや

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                  2015年9月20日 日曜日
                  「青森 もぐらや」

                  札幌から青森は、実はすごく遠い。
                  別々のツアーにした方がお金も時間もかからずに行けたかもしれないけど、どっちも随分ご無沙汰していたので、ご無沙汰つながりで旅をした。

                  札幌駅のホームでかけそばをテイクアウトして、座席に座っていきなりジーパンにこぼしてしまった熱い汁も乾いてしまう程の時間、時間が止まってしまったような海辺の町を眺めながら電車に揺られて、青森駅に到着。

                  あきひとにおすすめしてもらった街中温泉へ向かう途中、のっけ丼に誘われてドアを開ける。
                  1000円の食券を買って、市場をぐるぐるまわってごはんの上に好きな魚をのっけていく。たくさんの観光客に混じってぼくも旅人らしく目を輝かせたけど、こんなとき、気がつくといつもぼくは逆走しているな。
                  ホタテ、ハマチ、イカ、マグロ、中トロ、数の子、あとなんだっけな、たくさんのっけた。ウニは高くて断念。
                  だけど最後に飲んだしじみ汁が一番うまかったな。

                  満腹になって温泉に浸かって、これがなかなかいい温泉だった。お湯もよかったけど、青森の温泉らしい大きな作りで。サウナと水風呂を何往復かして、ぐったりして座敷で一眠りしてからもぐらやへ。

                  あきひとと最後に会ったのはいつだったかな?
                  途中まで迎えに来てくれた。自然にハグ。
                  あきひと、おっさんになってもこいぬみたいにかわいい人だ。お腹を見せて転がってるようなうれしさが伝わる。

                  移転してはじめてやって来たもぐらやは、小さいけどいままでのあきひとの店より随分居酒屋らしい作りで、一見普通に見えて、でもいい感じにちゃんとしてないところがあきひとらしかった。

                  リハーサルして、なんだかもう胸が熱くなってしまった。ひさしぶりに友達の店でライブできるなんて、本当にしあわせだよ。

                  あだちくんもやって来た。「Adaching Weasel」から「どーした!安達」に改名していたけど、そもそも弾き語りはぼくが青森に来たときしかやらないらしい。そのいい加減さがうらやましい。あだちくんもかわいい人だ。

                  だけど随分年下だと思っていた人たちが久しぶりに会うとみんなおっさんになっている。
                  親子くらいの歳の差はもう同世代でいいんじゃないかと思えるようになって来た。

                  うきぐもの野宮も会った時は二十歳くらいだったはずなのにおっさんになっている。みんな一緒に歳をとっていく。長生きするほど、相対的に歳の差がなくなっていくのがいいね。

                  うきぐものメンバーが続々登場。みんな家族を連れて。
                  こどもたちが増えている!かずやんとこが3人、藤川んとこが2人、あきひとも2人。みんなめんこいなぁ。おれ、本当に長いこと来ていなかったんだな、青森。
                  そうしてみんなと再会してオープン前のもぐらやは親戚の集まりみたいな同窓会みたいななつかしい雰囲気。

                  ライブがはじまる。どーした!安達、エレキギターの弾き語りでやるロックンロール。当たり前だと思うけどあまりやってる人がいないぼくらのスタイル。ルーズでハッピーな安達くんのうた、ぼくが前に青森に来た時共演して以来の弾き語りらしいけど、もっとやったらいいのに。

                  うきぐも。山形に住んでるあきぼーは今回来れなくて、あきひと、かずや、野宮、藤川の4人で。
                  はじまった途端、空気がふわふわになるような、演奏。これが聴けただけでも青森に来てよかったよ。泣きそう。

                  マーガレットズロースもうきぐもも、それぞれの家族や生活があって、思うように活動できないけど、解散も休止もしないでずっと続いている。
                  もっといいおっさんになった頃、また一緒にツアー回れる日が来るかもしれない。

                  そんな気持ちでぼくの番。12曲うたって、アンコールは三丁目にラッパが響く。
                  弦が切れてあきひとのアコギを借りてうたった「うその地球儀」は、いままでで一番優しくうたえた気がする。どこか暗いところのある歌だけど、うたう気持ちで全然ちがう歌にもなるんだな。

                  そりゃあたのしい打ち上げ!
                  内容は忘れた、けどたのしかったのは覚えてる。
                  また来年も来るからね。








                   


                  自分で地図を描いていきたい 札幌3デイズ

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                    2015年9月17日(木)

                    「161倉庫」
                    札幌は快晴。大通り公園ではちょうどオータムフェストという食のお祭りをやっていて、昼になおこちゃんと出かけた。なにしろ北海道中のうまいものが大集合しているもんだから、はじからはじまで歩くのもむずかしい。距離もあるけど、全部見る前におなかいっぱいになってしまうから。
                    生ソーセージ、蒸し牡蠣、ケイジャンチキン、焼き牡蠣などを食べながらビールで酔っ払う。
                    最高なんだけど、なにか後ろめたい気持ちがあったのは、今夜ヌルマユと対バンだったからかな。
                    初めての共演、前にどこで会ったかお互いあまり覚えていなかったけど、とてもストイックに死ぬか生きるかという音楽をやっている人というイメージ。
                    「こんなことしてていいのかな?」という気持ちになったのはたぶん、ライブの前にライブ以上に楽しいことがあったら、ぼくはどんなふうにうたっていいかわからなくなりそうだったからかもしれない。
                    でも心配はいらなくて、やっぱりライブが最高だった。

                    ヌルマユのライブは一刀一刀、真剣を振り下ろすような、ミリ単位で狂ったら大怪我するような演奏。誰にもカバーできないし、カバーしようとも思わないような。
                    拒否しているんだけど、全部許してくれるような強さ。
                    ドラムとエレキギターのふたり、でもドラムが聴こえないくらいギターがでかい。このバンドのPAは「バランスをとろう」と思ってはいけないのだそう。バランスってなんだ?「これでいい」と思うことかな?
                    素晴らしかった。

                    その後でぼくは随分ゆるい演奏をしてしまったような気がするけど、ヌルマユの永井さんはしきりに「そういうことか、そういうことか」と繰り返して、ぼくの音楽を「ポップとロックの新しい夜明けだ!」とか「平井さんの方がおれよりずっとストイックだよ」とうれしそうに酔っ払っていた。

                    打ち上げは飲みすぎた。
                    161のKCさん、最高です。
                    ライブを企画してくれたトシキくん、ありがとう。
                    トシキくんはハウアユースというバンドをやっている。
                    マーガレットズロースのライブで会った時にCDをもらっただけだったのにぼくは彼にライブのお願いをした。
                    そのCDはかっこよさとかっこ悪さのギリギリの輝きをもっていて、はじめて銀杏ボーイズのCDを聴いた時を思い出した。たぶんライブは全部かっこよくなるんだろうと思った。彼にお願いしてよかった。
                    酔っ払って何を話したか忘れてしまったけど、とても大事なことを話したような気がする。たぶんみんなもそうじゃないかな。まさか札幌で終電なくしてタクシーで帰るなんてね。


                    9月18日(金)
                    「サウンドクルー」
                    いままで誘われて決まるツアーが多かったけど、この旅は全部きっかけは自分で決めた。曲を作るみたいに直感にしたがって組んだツアーだった。いままであまり自分から決めなかったのは集客に自信がなかったり、求められているところでうたいたいという甘えもあったのかもしれない。
                    これからは自分で地図を描いていきたい。
                    行きたい時に行きたいところへ行って、
                    そうして季節を感じて歳をとって行きたいと思った。

                    入り時間までなおこちゃんと娘のちさちゃんと一緒にスープカレーを食べたり、ギターのメンテナンスで楽器屋さんを回ったり、明日のライブ会場のカエルヤ珈琲店に顔を出したり。

                    この日出演予定の吉田崇展さんが体調不良でキャンセルになったので急遽サウンドクルーのスタッフの菊地さんが出ることに。
                    3年前にサウンドクルーに来た時も共演していたのだけど、あの時はライブレコーディング直前であまり余裕がなかった。今回はばっちり独特の響き、言語感覚、堪能しました。

                    というのもこの日はお客さんがとても少なくて、出演者同士でお客さんにならないと誰もいない、という状況になりかねなかったのです。

                    ぼくのときも出演者のみなさんがいてくれてありがたかったです。ヌルマユ永井さんも駆けつけてくれました。たったひとりでも聴いてくれたらうたえるけど、誰もいなかったらどうだろう?やめてしまうのかな?うたわせてもらえるならうたいたい。途中で誰か来るかもしれないし、続けていくために。

                    終って出演者ばかりの打ち上げ。これがなぜかすごくよくて、不思議な連帯感が。
                    ○△□(まるさんかくしかく)というバンドがおもしろくて、いろいろ話しました。それとElegano Moonlightさんはよく見たらエンケンさんにそっくりでたまりませんでした。Blue3という小樽のバンドは自分で認める青春パンク。若いのにおっさんっぽくてよかったな。
                    サウンドクルーのPAでTHE武田組のベースでもある本郷さんとの再会もうれしかった。
                    前回ぼくを呼んでくれたサイモンさんはツアー中で不在。
                    サイモンさんだけでなく松竹谷清さんや昔からの友達など、会いたかった人たちがみんな旅にでていた。恐るべしシルバーウィーク・・・。

                    日本酒のコップを片手に地下道を走ったけど、またしても終電を逃し、しかもそれに気づかず反対方向の電車に乗ってしまい、なおこちゃんに迎えに来てもらうという失態。
                    なぜかお酒がたのしい札幌ツアー。


                    9月19日(日)
                    「カエルヤ珈琲店」
                    3年前にアディーこと鈴木亜沙美(現在は僕のレテパシーズドラマー)と『PON』のライブレコーディングをしたカエルヤに帰ってきました。相変わらず大好きな響き。名物アマガエルの「えだまめ」も健在でした。カエルヤの祐子さんもマスターも変わりなくうれしかった。
                    だけど時間の流れも感じた今回の旅。
                    前回来た時はまだしそにぬもオープンしていなかった。
                    その後ぼくは熊本で「はるかぜ2013」をやったり、cafe Arbaroを立ち上げたり、珈琲の焙煎に励んだり。
                    次に来る時にぼくが別府に住んでいるなんて当時は想像できるはずもなかった。
                    なおこちゃんも当時は彼と2人で暮らしていたのが、今は2歳の娘と2人で暮らしている。人生なにが起こるかわからない、なんていつも言っているけど、3年も来ないでいると本当に驚く。次はもっとはやく来なければ、と心に誓う。

                    ワンマンライブとなればうたいたい歌もたくさん。
                    “B”“ONDO”からの曲を中心に第1部。ずっとうたっている曲を中心に第2部。だけど、前回も来てくれた人はお客さんの半分もいなかったようで、はじめましての人が多かった今回。
                    新しい曲を聴かせたいというのはぼくの自己満足だったかもしれない。いつだって自己満足なんだけど、お客さんがたのしい自己満足でありたいといつも思う。

                    終演後、なおこちゃんの家でまめちゃん、ナガモリくん、のぞほちゃんも集まって飲み会。ちさちゃん大興奮の中、日付が変わってのぞほちゃんの誕生日をみんなで祝いました。またみんなで会いたいよ。

                    なおこちゃん、ちさちゃん、トシキくん、永井さん、井野夫妻、札幌のみんな、ありがとう。またね!


                    “B”セルフライナー

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                      札幌、青森、秋田、盛岡、東京のツアーから別府に帰ってきました。各地でお世話になったみなさん、ありがとうございました!またすぐ旅に出ます。なかなか日記が追いつきません。
                      各地でたくさんの人に平井正也の最新音源“B”を買っていただきました。通販もはじめたのでここらで収録曲の解説でも書いてみようかと。


                      「はちみつの雨」
                      2014年、11月。遠藤賢司さんがデビュー45周年のツアーで熊本に来てくれました。その前の晩にできた歌。ずっとひとつのことだけ続けてきたエンケンさんのことを思うと、なぜだか涙がでそうになります。好きなことならなんでもやってきたぼくだけど、歌を作る時にはいつだって純粋なたったひとつの気持ちでやってきたつもりです。
                      「難しいことはなにもない 宝物を探しに行くだけ」
                      いつまでもこんな気持ちでいようと思います。

                      コントラバスで上田珠真子、ウクレレ・コーラスで平魚泳が参加しています。
                      レコーディングが終わった後、魚くんが「サビでコーラスがあった方がいいと思うんだよね」とひとりで録音してくれた声が、とてもいいです。


                      「1996」
                      マーガレットズロースを結成したのは1996年、ぼくが18の時です。那須でSARAという宿を営む高橋夫妻の息子、柚一郎くんは1996年生まれ。小学生の時に家族でライブを観に来てくれたのがきっかけで、那須に泊まりに行ったり、ギターを教えてあげたりするようになりました。今年高校を卒業した柚一郎くんがワーキングホリデーでアイルランドに旅立つ前に、SARAで一緒にライブをして、次の日ふたりでカレー屋に行ったり、喫茶店に行ったりしたことをそのままうたったのがこの歌です。ずっと柚一郎くんをこどもだと思っていたけど、もうぼくがバンドを組んだ時と同じ歳なんだと思うと、タイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。

                      ベースで上田珠真子、ドラムはぼくがスーツケースとスネアを叩いてリズムを作っています。軽くて好きな音です。


                      「魔法をかけてあげる」
                      別府へ引っ越す直前に、どこでも暮らせるようにつくったおまじないのような歌。ぼくにとって真実はいつもとても単純でわかりやすい姿であらわれます。
                      「たった三つのコードで魔法をかけてあげる」
                      とうたっていますが、G・D・Cのスリーコードでできています。

                      ベースは上田珠真子、ボンゴは平魚泳。
                      マーガレットズロースではもっとメキシコっぽいようなイメージでアレンジする予定なので、今回は南国風にやってみたつもりです。曲後半で、女の人のセクシーな吐息が聴こえるような気がするのはぼくだけでしょうか?


                      「五七五」
                      小学校で俳句をならってきた糸麻が「五・七・五・七・七・五・七・五・・・」などと適当に口にしていたのを、「これは!」と思って歌にしました。
                      このわくわく感はなんなんでしょう?
                      ワン・ツー・スリー・フォーじゃなくて
                      いち・に・さん・し・ご・ろく・しち!しち!
                      というカウントではじまるのは、実は
                      ジョナサン・リッチマンのロードランナーからのアイデアでもあります。

                      上田珠真子のベースと、ぼくのスーツケースとスネアのリズムが最高にマッチした曲です。珠真子さんのコーラスも曲の軽さに磨きをかけています。


                      「うその地球儀」
                      “B”収録曲の中でもっとも新しく、録音の日にできたばかりの曲。はじめて最初から最後まで通してうたえたテイクが収録されています。
                      このCD自体が、秋田のハイコーフェス6というイベントに対するリスペクトが原動力となって制作されたのですが、その中でも「うその地球儀」はハイコーフェス主催の進藤くんのことを思いながら作りました。
                      今年で最後かもしれないというハイコーフェスに対して、少しは苦労を知っているつもりのぼくは、やめないでとは言えないけど
                      「忘れないでね またここで会えるから」とうたうしかできませんでした。

                      今作唯一のギター弾き語り。魚くんが、「ダビングするなら最後にサビで一回だけハモったらぐっと来そう」と言ったのがまさにぼくも思っていたことでぐっと来ました。
                      マーガレットズロースでのバンドアレンジを期待してしまいます。


                      「たのしいロックンロール」
                      ニューヨーク・ドールズやハノイロックス、キッスなどのサウンドを狙ったつもりで遥かにしょぼい仕上がりになりましたが、これがぼくのたのしいロックンロール。もはや歌詞はなんだっていいのです。スタジアムのど真ん中で弾いているつもりでギターソロを録りました。

                      これもベース上田珠真子、トランクとスネア平井正也。
                      ハイハットも、タムも、シンバルもなくてもロックンロールできるんですね。


                      「すーすーすー」
                      収録曲中ではもっとも古い曲。2012年のハイコーフェスの帰り、スタッフのみんなに見送ってもらって、夜行バスが出発する時間まで大曲駅のひろばみたいなことろで、エレキギターの生歌でうたいました。
                      昔、そんなことがあったような気がする、というようなぼくとしてはめずらしい作風の曲ですが、なんだか月夜にボートで湖に漕ぎ出したくなるようなロマンをひめています。

                      魚くんのボンゴと一緒に一発録音した空気がとても気持ちよく収められています。

                      ・・・・・・・・・・・・
                      タイトルの“B”は別府に来ることになったきっかけの珠真ちゃんと一緒に、別府で録音できたという縁、
                      それからハイコーフェスで進藤くんがぼくのコスプレをする際の重要アイテムとして使っているボーダーシャツを思い浮かべて頭文字をとったのですが、
                      バンドの“B”でもあるんじゃないかと、自分のことながら気がつきました。
                      珠真ちゃんと、魚くんと3人でやったレコーディング自体にいいバンド感が生まれてこの作品はできました。
                      けれど“BAND”じゃなくて“B”。
                      なにか足りないままにしておきたかった、どこか軽さを大事にしたかった。そんな思いがあります。
                      完璧をめざして作ったわけではない、言ってしまえばB級の音像なのですがそこに気持ちよさもあると感じています。
                      気がついたら何度も何度もリピートしてしまう、不思議な魅力ある作品になりました。
                      この音源の中からマーガレットズロースのアルバムであらためて録音される曲もいくつかあると思いますが、この作品の世界観は独特なもので価値は失われないものと思います。

                      そんなわけで、今の平井正也が詰まった“B”。7曲入り1500円。これから各地に連れて行きますのでどうぞよろしくお願いいたします!



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