『まったく最高の日だった』セルフライナー

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    このアルバムは「マーガレットズロースの20周年を勝手に祝う」という

    うたい文句で宣伝されているが、本当は重要なのはぼくがメンバーと離れて九州へ移住し、

    遠距離バンドとなった2011年からの5年間の集大成であること。
    その5年間で最も大きな出来事としてギター熱海裕司のバンド加入があった。

    それがあまりに自然であったためあまり意識されることはなかったが、

    熱海くんが加わった4人のマーガレットズロースで鳴らすロックンロール

    というのがこのアルバムの柱だ。

     

    この5年、ライブの本数は極端に減ったが、

    ライブ以外でメンバーが集まることはほとんどなかった。

    つまりほとんどスタジオで練習しなかった。
    それでもマーガレットズロースはライブの度にその生命力を増していくようだった。
    それまでマーガレットズロースにとってスタジオはある意味鍛錬であったり、

    自分では思いつかないことを模索する場所だったが、

    この5年間はできないことはやめるしかなかった。

    思いついたことをできるようにやるだけだった。

    それは20年のバンド活動でもっとも幸福な時代だったのかもしれない。
    たのしいことだけの5年間をかたちにする。

    それがこのアルバムのもう1本の柱といえるが、2本の柱はお互いに同じことを意味していた。

     

    今回レコーディング前日にはじめてバンドでアレンジするというような過酷な状況もあったが、

    それでもあきらめずに完成することができたのは、

    いつもマーガレットズロースに命を注ぎ続けてくれた人たちがいたこと。

    これは本当におおげさでなく、「平井くんは音楽をしなきゃいけない」

    「マーガレットズロースの新しいアルバムをずっと待ってる」

    そんなメッセージをずっとかけ続けてくれた人たちのイメージがかたちになったんだと感じる。

     

    スタジオでああだこうだとアレンジやサウンドに悩むのは

    一番最初に曲をイメージした時の「あの感じ」をどうすれば表現できるのか、

    具体的な手段を見つけるのに時間がかかるからだと思うけど、

    はじめからメンバーと「あの感じ」が共有できていたら必要以上の時間はいらないのだと思う。

    なにも考えずに出した音が「あの感じ」になる。だれも意識はしていなかったと思うけど、

    そんなふうにレコーディングは進んでいった。


    そんなわけなので「これはこういう意味の曲なんです」って語ることはよそうと思う。

    「あの感じを」ひとりひとりに自由にプレゼントしたい。

    そのきっかけになるような一言や経緯だけ、1曲ずつ紹介できたらと。

     

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    マーガレットズロース『まったく最高の日だった』

     

    01.EAGLE
    熊本県の南関町に住んでいた頃の曲。
    平井正也のソロ音源『ONDO』に収録された時は「高橋くん」というタイトルだった。

    京都の木屋町でバーをやっている高橋の店で初めてうたったのでそんな名前になってしまったが、

    メンバーからは不評でとりあえず「TAKAHASHI」と改題された。

    一曲目になるにあたってさらに高橋の店の名前に変更。

    「高橋くん」になじみのあるリスナーには申し訳ない気持ちだが全部許してほしい。
    そういえばレコーディングでも1曲目に演奏した。
    エンディング、2本のギターの絡みに気分がすーっとなる。

     

    02.ぼくには数えられない
    EAGLEとほぼ同じ時期に出来た曲。

    当時は「なにも考えられない」とか「ぼくたちに明日はない」とか

    「○○ない」という曲が立て続けに出てきた。

    決してネガディブな気持ちでないが否定しなければ強く肯定できない時期だった。
    「ONDO」収録時のアレンジから大きく変っているが、熱海くんの持ってきたリフからの影響。

    とにかく「ジャガジャーン!」を聴いて欲しい。

     

    03.1996
    那須のB&B Garden House SARAで高橋柚一郎くんとライブをした翌日、

    黒磯で過ごした一日の出来事。

    SHOZOさんのコーヒーもチーズケーキも本当に美味しい。

    ほとんど日記の様な歌だが「1996 タイムスリップして 2015年のきみと友達になった」

    の一ヶ所がこの曲を成り立たせている、とは熱海くんの評。
    岡野のベースラインとリズムが真似できない境地に。
    はじめアルバムタイトルとして「1996」も考えていたが、

    粕谷に「わかりにくい、誤解を与える」とされ却下。

     

    04.魔法をかけてあげる
    もしもマーガレットズロースが月に何本もライブをやっていたら、

    全然違う曲になっていたかもしれない。

    でもライブでたくさんやらなかったおかげもあって曲として素直に仕上がった気もする。

    リード曲の定まらないアルバムの中でひとつの完成度の高さを示す楽曲。

    熱海くんのギターとアコギでユニゾンしたソロとBメロのトライアングルが自分で気に入っている。
    「魔法をかけてあげる」もアルバムタイトルとして有力だったが

    岡野に「40のおっさんが魔法をかけてあげるは正直気持ち悪い」とされ却下。

     

    05.たのしいロックンロール
    ほとんど音量を上げる目的にしか使っていなかったディストーションのツマミをがつんとひねり、

    あまりのたのしさに「これはハードロックだ!」と勝手に解釈。

    正直ギターソロのハモりはダサいと思うけどかっこいいと思う。

    自分的NGがどうでもよくなることがバンドを長く続ける醍醐味であり、原動力なんだなきっと。

    曲後半の「オイ!オイ!」のコーラスパート録音はサイコーだった。

    岡野のベースがまだ決まっていない感じが実は好き。

     

    06.奇跡が起きなくて
    前作『darling』以降に、平井正也のソロ音源で発表された曲の中から

    ベスト的な選曲で構成される本作だが、これは今回初収録。

    岡野から「中心になる曲がない」と評価され、

    「そうかな〜けっこういい曲そろってると思うんだけどな〜」といいつつ書き下ろした。
    アレンジ・サウンド面でまだ未完成と思える部分があり今回収録は見送られる案もあったが、

    12曲に強いこだわりがあり、無事収録。

    それにしても「星の王子様」って本当にすごい話。

     

    07.はるかぜ
    マーガレットズロースで演奏したのは熊本県南関町で開催した野外音楽イベント

    「NANKAN ROCK FESTIVAL はるかぜ 2013」以来。とても感慨深い。

    移住後の5年間という意味ではどうしても外せない曲。

    うっかりスカ風のアレンジになるところでしたがなんとか正気を取り戻し無事。

     

    08.さよなら東京
    寝ても覚めても曲を作ることが頭から離れなかった20代前半の頃の気持ちに戻って集中。

    これを仕上げないことには先に進めないという思い。

    メンバーからいまひとつ評価が定まらなかったが、そういう部分は曲として大事。

    「これは絶対いい」とわかるのは実はもう止まってしまっている。

    粘って出来たギターリフですこし堂々とした。

     

    09.斜陽
    マーガレットズロースの20年の中でおそらく最もたくさんライブで演奏された代表曲。

    再録のアイデアは岡野から。はじめ疑問もあったけど、

    熱海くんが入ってからの斜陽を残したい気持ちと、

    「録ってみたらよかった」という単純な理由により収録。

    「他の楽曲と並べたら浮いてしまうんじゃないか」という不安をよそに、

    初録音から13年経ってもまだ新曲のような顔をしている斜陽だった。

     

    10.五七五
    ジョナサン・リッチマンへのリスペクトが伝わるかどうかはわからないが、

    有名な「ロードランナー」のイントロの影響がないとはいえない。

    ライブではお客さんに「しち!しち!」と叫んでもらいたい。

    どうやって歌詞カードで表現するか悩んだ。

    あとどうやって2番の歌詞を思いついたのか思い出せない。

    低い声でうたっているのは粕谷です。

     

    11.なにも考えられない
    メンバーと離れて暮らしながらバンドを続けることで行きついた曲。

    たくさんのミュージシャンから寄せられた感想でも特に触れられることが多かった。

    同じ部屋で同じ機材で録音してもどうして曲によってなり方が違うのか。

    なにも考えられずに「あの感じ」が出まくったのか。

     

    12.うその地球儀
    この曲を中心にしたアルバムをイメージして来たが、

    もはやリード曲自体、なんのことやらよくわからない。リード曲ってなに?
    いままでずっといろんな歌で「忘れること」をうたっていたのが、

    この歌ではじめて「忘れないでね」とうたったのはどういうことか?

    人間がきっと生まれ変わると信じたから?
    粕谷のドラムのセンスが光る一曲。

    一人で何度もうたったり、いろいろな人とセッションしたりしたけど、

    こんなことができるのはマーガレットズロースのメンバーとだけ。

     

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    けっきょく余計なことばかり書いてしまった。余計でないことは書けない部分なんだな。
    「まったく最高の日だった」
    どうぞ聴いてください。
    ありがとう!

     

    photo 宇宙大使☆スター

    club SONIC iwakiでのジャケット撮影時の一コマ。

    まったく最高のコメントです

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      2016年8月17日。

      マーガレットズロースの6年ぶり、8作目のオリジナルフルアルバム

      『まったく最高の日だった』の発売日。
      ここにアルバムに寄せられたコメントの数々をご紹介します!
      みなさん本当にありがとうございます。
      末永く愛される作品になりますように!

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      出逢いも別れも常に隣にあるコトを
      ロックンロールがカッコ悪いコトを
      よく知っている人たちがつくる音楽は
      心の真ん中に刺さります。
      15年前に初めて新宿で観てから
      ずーっと彼らは、彼らの音楽は、
      切なく優しく涙を誘います。
      夕焼けが滲んでくる午後のにおいがする
      この音楽を胸に抱いて
      また僕は彼らに会いに行くのです。

       

      有馬和樹 おとぎ話

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      (実際に声を出して読んでみてください)
      マーガレットズロースイズ最っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ高!ほんとに。
      それから「何も考えられない」って曲がほんまに最っっっっっっっっっっっっっっっっ(割愛)(もちろん声に出して読んでください)
      声に出すこと大事です
      ファンとして、戦友として、友達として!これからもよろしくお願いします。愛してるにょ〜

       

      アントニオポグチコグチ 星の王子さまたち

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      マーガレットズロース
      「まったく最高の日だった」を聴いて

      このアルバムを俺は10回以上再生している。
      ここ一週間こればかり聴いている。
      これは初期衝動アルバムときいていたのだが俺が感じた率直な感想は「中期衝動」だ。
      初期衝動の音はメンバー個と個のぶつかり合い。全員何も考えず一つのもんに向かう。結果としてそれが化学反応を起こし勢いの塊となり一つのバンドサウンドになる。
      このアルバムはそれとは違う。
      バンドを長く続けると音楽以外でメンバーそれぞれの個が強くなる。頑固ってやつだ。歳をとるってのは人間もバンドも同じ。誰も一歩も引かない。そんなメンバー(平井君以外お会いした事もないのに勝手に想像してスンマセン)たちが集まって出来た作品。違う環境、違う思想の、決して若くない野郎共(スンマセン)がマーガレットズロースっちゅう音楽の中で曲を奏でている。
      それぞれがそれぞれを見ながら聴きながらアレンジ、演奏されている。
      結果、初期衝動的な「他はどう思うか知らんが自分はこう弾くジャガジャーン!!!!」的トゲやアクは感じない。
      だが中期衝動的なこのアルバム、
      「ブワーと叫びたいが叫ばず歌うよ」
      「無茶苦茶にしたいけどそっとやるよ」
      を凄く感じる。
      もう一つ例えるなら
      「若かりし頃に皆でタムロした思い入れのある場所に久しぶりに来たらまだあったよ!懐かしいな!随分年月がたち俺たち歳をとったけど、ここに来るとあの頃に戻れるな!よし楽器もってこい!曲つくろう!お、なんかスゲーな。」
      的なノスタルジックも感じる。
      色々書いたが、このアルバムは1回聴いただけじゃ良さはわからんぞ。
      二回、三回、四回と聴けば聴くほど上で書いた「中期衝動」がリアルになる。
      すなわちロックンロールアルバムだ!

      書いていて俺もテンションが上がってきた。
      文章が収まりつかなくなってきたので最後に俺が好きな曲を二曲紹介して終わる。

      泣きたいけど泣かずに静かに優しく歌い上げた
      「さよなら東京」

      演奏終了と同時にギターへし折ってドラムセットを破壊するキモチだが、やらないよって感じの
      「なにも考えられない」

      この二曲は30回以上再生している。

       

      今村竜也 IMAMURA TATSUYA FOLK EXPLOSION
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      マーガレットズロースと出会ったのは1997年、早稲田の学生会館地下にあったスタジオ「イナフジ」。
      アルバムを聴いてその時の空気感が鮮明に蘇ってきました。
      中に詰まった言葉、声、バンドサウンド、全てのパーツがその時から大切に磨き続けられてきたものばかりです。
      この最高の瑞々しさは怖いくらい。
      ウチノが浪人しなければ「1996」の日々も共有できたのに、悔しいな。
      20周年おめでとうございます。

       

      ウチノファンタジー マキタ学級
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      8枚目のアルバムおめでとうございます!!
      平井正也さんと出会ったのは2011年のわたしの地元福島で。確か当時18だったわたしは、正也さんが歌う"どん底"聴いて琴線に触れたのか気付いたらボロ泣きしていました、、あれ以来 ロックンロールってなんなんだろう?と年に一回は正也さんの住む九州へ行き歌いに行くようになり、いつもお世話になっています!
      そして今回の作品は、ロックバンドがしたい、とにかくロックバンドがしたい、、!!!
      という熱量が 新進気鋭のバンドのファーストアルバムのような、初期衝動を駆り立てるような、大人のためのロックアルバムでした、、!
      わたしとライブするときはいつも弾き語りでしたが 早くバンドで観たい、、
       今マカズロのライブを観たら"全く最高の日だった!"って きっとそう思います。

       

      片平里菜
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      平井さんおつかれさまですー
      アルバム、毎日毎日聴いています!
      まったく最高です。こんな、バンド始めたばっかで音楽が楽しくて楽しくてしょうがない、みたいな新鮮で楽しすぎるアルバムを作れるおっさん達、憧れます。
      マーガレットズロースと出会ったのはオレがほんと音楽が楽しくて楽しくてしょうがないときで(今も楽しいですが)、そのせいかわかりませんがいまだに斜陽のイントロで涙出ちゃいました。
      マーガレットズロースの魔法はとけないですね。
      また遊びましょう!みんなで青森来てください!ホターテー!!

       

      熊谷暁人 うきぐも
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      平井さん、アルバム聴かせてもらいました。
      流石でした!
      なんか、自分は忘れてた事を思い出した気がしました。(かなり長くなりそうなんで、省きますが。。)

      練習に向かう途中で聴いてたんですけど、アルバムのせいで今日の練習はたぶんギターデカかったと思います。。
      吉祥寺から御茶ノ水まで原付で行ってたんですけど、ちょうど花園神社を通るときに「さよなら東京」でした。

      平井さんのライブもそうなんですけど、自分もやりたくなりますね。
      snapでも久しぶりにアルバム作りたくなりました。

      自分が忘れてた事を思い出した。ってのは、このアルバムを聴いて、マーガレットズロースは若いバンドと対バンして、若いお客さんをギャフンと言わせて欲しいなって思ったんすよね。そしたら、そのギャフンと言ったコ達は、バンドを始めるんじゃないかと思ったから。
      グルーヴァーズの藤井さんの言葉を借りるなら「ネットもスマホも無い時代に世の中で一番イカしていることだった「仲間とバンドをやること」は、今も一番イカしています。」ってのを証明してたと思えたから。
      そこまで思って、これはもしかして自分に思ってるんじゃないか?とも思えたんすよね。
      だから、若い世代のミュージシャンに聴いてもらうのは嬉しいっす。

      てか、コメントあんなんで大丈夫だったんすかね。。

       

      佐古勇気
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      上京してすぐ出会えてよかったです。
      当時長野の田舎から出てきたばかりの僕は
      マーガレットズロースがいわゆる東京のバンド
      だと思ったのですが大きな勘違いでした。
      そしてその勘違いは何故か解消されずにアナログフィッシュを
      オリジナルな物にする手助けをしてくれました。

      平井君は歌にフェイクを入れたりシャウトするように、
      ギターをチョーキングしたりかき鳴らすように、
      誠実さをチョーキングしたり歌わせることのできる(あと美味しいパスタも作れる)
      不思議な才能を持った人です。
      岡野くんも粕谷くんもプレイスタイル変わってるし。
      話したい思いでもたくさんあるけど長くなるからまた今度。

      再録音されている斜陽は僕が考える数少ない名曲のうちの一つです。
      マーガレットズロース20周年おめでとうございます。

       

      下岡晃 Analogfish
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      「曲げなかった」
      「負けなかった」
      「諦めなかった」

      ただの、カッコいい、
      日本のロックンロールバンドがここにいます

      ロックンロールを愛する
      たったひとりのあなたに (ぼくに)
      できるだけ大きい音で

      ゴー!マーガレットズロース!ゴー!

      20周年。
      そして、ニューアルバム完成
      おめでとうございます!

      愛してます

       

      高橋元希 フジロッ久(仮)

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      おもえば僕はいつもマーガレットズロース平井さんのライブを見るとき、なにか悩みや寂しさを偶然かかえてライブ会場に足を運んでいるような気がする

      一番最初に対バンした東日本大震災から一週間もたってないあの日もそうだった

      でも平井さんは自粛することなんて全くなく
      「ロックンロールによろしく」と叫んでいた
      一人でドラムも叩き
      ドン底!ドン底!
      と叫んでいた

      最高だ

      いつも僕の心が弱くなっていればなっているほど力強く奮い立たせる
      何度も何度でも
      「ロックンロールは無敵なんだぜ!」ってうったえかけてくる

      このアルバムの中にもそんなパワーがたくさん詰まってるんだよ

      さあマーガレットズロースの魔法にかかってみないか?!

       

      トッシー RUNRUNRUNS 

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      不思議だよ  
      このアルバムを聞いていると

      忘れていたわけじゃないけれど
      まだ包丁も歌もない
      17才のオレや

      もう生きてるかもわかんねー 
      70才のオレに

      マーガレットズロースの歌の中で出会えた

      いつか死んじゃうけれど

      もう天国も地獄もないよね
      忘れないでね 

      またこのアルバムのなかで会いましょう

       

      ねじ梅タッシ ねじ梅タッシと思い出ナンセンス
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      前置きが長くなる悪癖に加え、最高のアルバムだったので全曲についてだらだらと思いを記してしまいそうなので、敢えて「なにも考えられない」という一曲についてのみ書いてみる。
      曲中に「ロックバンドがしたい なにも考えられない」という一節が繰り返し出てくる。この言葉だけを見てビビっと来てしまう方はかなりの感受性の持ち主だと思うが、このビートとメロディに乗せて歌われた言葉を聴けば、きっと何故僕がこの一節に言及したのかわかると思う。もしこの言葉を10代の若者が歌にしたのなら、カラっとしているのか蒸し暑い感じなのかわからないけれど、多分言葉の通りにしか受け取れないだろう。しかし、今このタイミングで20周年を迎えて平井さんによって歌われるこの言葉からは、沢山の喜びや悲しみや傷付き傷付けたことなどを経て、それでもなお「ロックバンドがしたい なにも考えられない」という境地に改めて至ったのだなと勝手に想像して勝手に胸が熱くなる。このメロディにこの言葉だから意味があると思う。
      本当はもしかしたらそんなに深いこと考えずにポッと出た言葉とメロディかもしれないし、僕には更に想像もできない絶望からできた曲なのかもしれないけれど、このシンプルな言葉とメロディからここまで聴き手に想像の余地を与えられるのは(そしてこの想像が仮に的外れだったとして、「馬鹿だなあ」と彼らがこっそりほくそ笑むかもしれないのは)最高にロックがロールしている証だと思う。

      マーガレットズロースに出会えて良かったです。続けてくれてありがとうございます。またいつか一緒にやれる日を楽しみにしています。二十周年おめでとうございます。

       

      橋本薫 Helsinki lambda Club
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      一緒にツアーで各所をまわって感じた、平井正也の誠実さや
      人となりをそのまま感じる。

      たとえ怒りでさえ、その矛先に柔らかいクッションを何重も巻きつけてある。

      どう切り取っても優しさが滲み出るロックンロール。

       

      原田茶飯事
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      私と平井君は同い年。数年前まで徒歩圏内に住んでました。
      同じように20年近く同じバンドを続けています。
      心の奥から湧き出る魂を表現する仲間です。ソウルミュージックフレンド(SMF)です。
      SMF的にも今回の作品もいつも通り魂をブルブル震わせてるのがビシビシ伝わります。
      それに加えてメンバーと一緒に演奏する喜びに溢れています。それがまた素晴らしい。
      粕谷君のドラムも岡野君のベースも熱海君のギターも一つの塊になってる。
      平井君の声が近年どんどん力強くなって、リラックスした歌声も絞り出すようなハイトーンボイスも
      しっかりと地面と繋がっていて、エネルギーに溢れてます。
      このアルバムを聴いた人誰もがワクワクして心が軽くなって生きている事が楽しくなるんじゃないかと思います。素晴らしいアルバムをありがとう!

       

      藤井友信 MUSIC FROM THE MARS, fresh!, OishiiOishii
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      アルバム完成おめでとう。憂いや心のひだまでロックンロールになってそしてまだまだ旅をつづける覚悟が聴こえてきます。20年目に生まれた音も楽しくて新鮮てすごいことだ。もうほとんど歌えます。

       

      渕上純子 ふちがみとふなと
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      壊す事と壊さない事は全く違う事だけど、似てる部分もあるんだよね。
      平井さんと俺はちょっぴり似てる。
      そんな感じでまた会おうね。

       

      古宮大志 僕のレテパシーズ
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      「あなたのようにロックンロールという言葉を信じられるのはうらやましい。いや、信じたいことをロックンロールとよびかえたのか」

      何もない日の午後、誰に宛てるでもなく手紙を書いていた。ぼくの毎日は実はそんなあたりまえで永遠によく似た退屈でさみしい、そんな日と日の連なりだ。そのつなぎ目をなんと呼ぼうか?このアルバムをきいたらちゃんとわかるかも。そうだな-、えっと。嘘でもいいから、笑っていたいです。

       

      マヒトゥ・ザ・ピーポー GEZAN 


      これが続く限りバンドは続くんだな

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        6月3日金曜日、秋葉原クラブグッドマンとマーガレットズロースの20周年。
        ご来場のみなさま、クラブグッドマン、マガズロサクセション、Analogfish、おとぎ話、マーガレットズロース、
        ありがとうございました!

        オープニングのマガズロサクセション。
        マーガレットズロースよりも緊張した・・・
        ズロースが3人だった頃もよくメンバーがそれぞれ弾き語りしてオープニングやったりしたな〜
        そういう自給自足おもてなし系バンドなんですね、ぼくたち。
        熱海くんとマガズロサクセションができるってことが、マーガレットズロースが今たのしくやれてるって
        ことのひとつのしるしなのかもしれない。
        熱海くんの声がいいということをみなさんに知ってもらうことができてよかった!

        Analogfish。
        リハーサルからちょっと泣きそうになってしまった。
        実際数えてみたらどのくらい一緒にライブやってるのかはわからない。
        もしかしたらそんなに多くないのかもしれない。
        でもなんだろう、この「一緒にやってきた感」は。
        懐かしい曲もぜんぜん古くは感じなかったな。
        健太郎も晃もマーガレットズロースとの思い出の話をたくさんしてくれてうれしかった。
        「当時平井さんは泣きながらうたっていて指から血を流しながらギターを弾いていて大仁田厚みたいでした」と語る
        健太郎の長髪が汗で顔にべったりくっついて「おまえが一番大仁田みたいじゃー!」と心の中でつっこんだ。
        晃は「マーガレットズロースがぜんぜん歳をとらない、きっとタイムマシーンをつかっている」なんて言っていたけど、
        一体そういうきみのどこが当時と変わったというんだい?とやっぱり心の中でつっこんだ。
        州くんのたたずまいも相変わらずだ。でもバンドは進化している。
        そうじゃなきゃ続けられるはずがない。
        体温が上がり続けているんだと思う。
        もうなにもかっこつけなくてもいいくらいかっこよくなっていたAnalogfishだった。

        おとぎ話。
        リハーサルの15分前までにと伝えていたのに彼らは1時間前には会場入りしていた。バッチリ自分たちの機材を車に積んで。
        こういうことをずっと続けれられるってことがまず本当に凄い。
        物質的に、精神的に軽量化して行くことで続けてこれたぼくらだから、その凄さが凄すぎた。そして全力のリハーサル。
        当然リハーサルのためのリハーサルではない。本番できっちり自分たちの音を届けるための、真剣勝負のリハーサル。
        そして、たのしそうなんだ。いい音なんだ。これだよ、バンド!
        本番はあんまり観れなかったけど、有馬くんのマーガレットズロースとのエピソードも聞けた。
        はじめて行ったライブハウスが新宿ジャムでマーガレットズロースを観たって。いきなり一曲目でぼくが弦を切って、
        それから15分くらいずっと弦を張ってたって。・・・ほんと?ちょっと盛ってない?
        でもそれで、有馬くんはライブって自由なんだ、なんでもありなんだって思ったって。
        その自由さ、もう一度おれにプリーズ!
        JEALOUS LOVEって曲がかっこよすぎて参った。
        おとぎ話のイメージと違う曲調だったけどおとぎ話らしいキラキラ感をやたらと放つ曲だったな。


        マーガレットズロース。
        ぼくらはどんどんへたくそになって、どんどんうれしくなっていく。
        ライブで研ぎすまされた一瞬をお見せするのは今は難しい。
        ぼくらは4人で演奏できてうれしくてたまらない瞬間をお見せしましょう。
        心境としてははじまるまで特別感慨にふけることもなく、
        わざわざバンドの20周年に付き合ってもらって悪いなぁくらいに思っていたのに、
        こうしてしばらくたってみると、バンドだけじゃなくて、お客さんもみんなそれぞれの20年間があったわけで、
        そのなかの小さなエピソードでもマーガレットズロースの音楽が寄り添うことができたってこと
        、本当にしあわせに思います。本当にありがとうって思います。
        これからも一緒にあたらしいエピソード作って行こう!

        1.1996
        2.魔法をかけてあげる
        3.うその地球儀
        4.べいびー
        5.斜陽
        6.たのしいロックンロール
        7.どん底
        8.マーガレットズロースのロックンロール
        アンコール
        1.奇跡が起きなくて
        2.石けん
        ダブルアンコール
        3.紅茶の歌
        4.自己偏愛家の歌

        20年やってても胸のドキドキがおさまらない。
        メンバーと離れて暮らしていても、
        なかなかスタジオに入れなくても、
        これが続く限りバンドはつづくんだな。

        そしてマーガレットズロースの20周年を飾る傑作アルバムがついに完成しました。6年振り、8枚目のオリジナルフルアルバム。
        タイトルは『まったく最高の日だった』。


        ミディより2016年8月17日発売!
        (MDCL-1553)¥3,240(税込)

        熱海くんが入って4人になったマーガレットズロースが到達した、ロック色を増しつつも絶妙に力の抜けた新境地。
        13年振りにレコーディングした「斜陽」も収録されています。いつもながら、いつもを上回る傑作です。
        その発売記念ライブが8月20日土曜日、新宿redclothで行われます。
        ずっとマーガレットズロースを見守ってくれている人たちも、
        まだマーガレットズロースに出会ったばかりの人たちも、
        みんな、今最高な時を迎えているいるマーガレットズロースにぜひ会いに来てください。

        アルバムの内容について、これからぼちぼち書いていこうかと思っています。
        というわけでこれからもよろしく!

         

        クラブ グッドマンとマーガレットズロースの20周年に寄せて

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          音楽が大好きで、ライブが大好きな人なら
          誰だってきっと大好きなバンドがあるはず。
          そして宝物みたいに大好きなバンドの解散という出来事も
          何度か経験しているはず。
          バンドが長く続いていくということはもしかしたら
          所謂「売れる」という出来事よりも珍しいことなのかもしれません。

          マーガレットズロースが結成から今年で20年を迎えます。
          それはただの数字に過ぎないにしても
          しかしそれは愛の連続とも言えます。
          とぎれることなく、いつも誰かが愛してくれたのです。
          いままでぼくたちに偉大なインスピレーションを与え続けてくれた
          すべてのみなさんに、大きな感謝と大きな愛をお返しさせていただきたく
          その記念ライブを、同じくオープン20周年を迎える秋葉原クラブ グッドマンで開催します。

          グッドマンの歴代のスタッフの皆さんには本当にお世話になりました。
          グッドマンがなければライブハウスのぼんやりしたステージ上の音のなかで
          なんとなくいい気持ちで演奏するだけで満足していたかもしれないぼくたち。
          自分たちのバンドの音というものに最初に向き合わせてくれたのは
          優れたグットマンの音響設備とスタッフの皆さんの力量だったと思います。
          そして同じ規模のライブハウスでは随一の照明設備。
          あんまり立派で昔はちょっと恥ずかしくなるくらいでした。
          東京のライブハウスではグッドマンが一番好きというお客さんは少なくありません。
          それにグッドマンのスタッフはみんな本当にやさしいんです。
          心からおめでとう、ありがとう、大好き、グッドマン!

          そして共演するバンドはまさにこのイベントにふさわしい
          素晴らしいタフさとしなやかさを兼ね備えた二組、Analogfishとおとぎ話。
          決してなだらかではなかったはずのそれぞれの道を、
          自分たちのだけのやり方で15年以上突き進んできた彼らに敬意を表して
          <バンド!ばんど!BAND!〜たとえばそれは俺なら〜>というタイトルをつけました。
          バンドとは一体何なのか?
          その問いに対する全く違う答えを3通り体験することでしょう。
          3つのうち1つしか知らない人でも、きっとあたらしいお気に入りに出会うはずです。

          オープニングアクトのマガズロサクセションはぼくとマーガレットズロースのギター熱海裕司の二人組。特に説明しませんが、たぶんマーガレットズロースでは見せないような一面が見れると思います。思いっきりやります!

          では能書きはこれくらいにして
          6月3日金曜日、秋葉原クラブ グッドマンでお会いしましょう。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          クラブ グッドマン×マーガレットズロース ダブル20周年記念
          <バンド!ばんど!BAND!〜たとえばそれは俺なら〜>

          ●6月3日(金)秋葉原 クラブグッドマンにて
          【出演】マーガレットズロース / おとぎ話 / Analogfish
          O.A:マガズロサクセション

          【Open / Start】18:00 / 19:00

          【前売 / 当日】¥3,000 / ¥3,500(共にドリンク代別途+¥500)

          【チケット取り扱い】
          プレイガイド(イープラス)http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002184910P0030001
          / グッドマン店頭前売 / グッドマンホームページメールフォームより予約
          入場順:イープラス(番号順)→店頭前売(番号順)→グッドマンメール予約(ご来場順)
           

          いわきサイコーです!!について緊急発表

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            今年ふたたび「いわきサイコーです!!」をやることを決めたとき
            まさか、熊本・大分で大きな地震が起きるなんてちっとも考えなかった。

            5年前の5月6日、7日の二日間。
            福島県いわき市のライブハウス、club SONIC iwakiで開催されたライブイベント「いわきサイコーです!!」。
            自由で、愛に溢れていて、むずかしいことなにも考えられなくて、ただ「たのしかった」だけが残った。
            そのときは復興支援のイベントというより、友達に会いにいくのが一番の目的だった。
            だけどそこで得た物は本当に大きくて、つまりいつだって自分の好きなこと、音楽の力を信じるということだった。

            今回の地震が起きてすぐ、SONICの三ケ田くんが福島で募金を集めて被災地に送りたいと連絡をくれた。
            できれば熊本県南関町で開催した「はるかぜ2013」の関係者に送りたいと、、本当にうれしかった。
            その時はまだ本震が来る前で、募金の送り先も具体的に考えられなかったけど
            すぐにはるかぜの実行委員長だった稗島さんに電話。

            幸い南関町は大きな被害は無かったことや、つい先日稗島さんのところに双子の男の子と女の子がうまれたという
            近況を聞いたりして、ほっとした。
            実ははるかぜが終わってから前みたいに稗島さんと話せなくなっていた。
            電話で話すことなんて本当に久しぶりで、変な話地震でも起きなければ電話をかけられなかったから、胸が熱くなった。
            その夜本震が来て、別府は震度6弱。今度は稗島さんが電話をかけてきてくれた。
            災害があることで繋がる縁もあるんだな。

            実はあさって開催される福島県いわき市「いわきサイコーです!!」には
            今回の地震で被害が大きかった熊本県西原村在住のカメラマン
            宇宙大使スターさんが来てくれます。
            はるかぜのときも素晴らしい写真をたくさん撮ってくれたスターさんに
            マーガレットズロースのあたらしいアルバムのジャケット写真をいわきで撮ってもらいたくて、前々からお願いしていたのです。
            イベントでスターさんに熊本の西原村のお話もしてもらえたらと考えています。

            それにしてもまさかこんなふうに、人と出来事が繋がっていくなんて
            本当にこの世界はどーなってるんでしょう。

            え〜前置きが長くなりましたが、ここで本題の緊急発表!!
            5年前のいわきサイコーです!!で会場を汗と涙と熱狂の渦に包んだ謎の覆面バンド「いわきサイコーです!!バンド」が
            今回も電撃参戦することが決まったようです!しかも大トリで!!
            謎に包まれた彼らの正体は果たして明かされるのでしょうか・・・!
            そんなことは誰ひとり気にしていないでしょうが、
            どうしようも無い事情で今回参加を断念した
            前いわきサイコーですバンドドラマー(ラヂヲカセッツの大谷ペンくん)に代わって、あの人がドラムを叩いてくれるそうです!(ソニックの三ケ田くん)。
            はい、もう覆面でもなんでもありませんが、いわきに、そして熊本・大分に
            求められても求められなくても、必要以上の全力でうたいますのでよろしくどうぞ!

            それでは福島県いわき市でお会いしましょう!
            (前回、地震の前に書いたブログもよかったら読んでみてください)
            http://blog.magazuro.com/?eid=1029810
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            ↓最終的にこんなふうになりました!

            【会場】福島県いわき市 club SONIC iwaki    
            【タイトル】club SONIC iwaki15周年企画 vol.01「いわきサイコーです!!」
            【日時】2016年5月7日(土)開場17:30 / 開演18:00
            【料金】前売り 2500円 / 当日 3000円(+1ドリンク) 
            【出演】マーガレットズロース / ギターパンダ / 松崎ナオ / ドブロク / あぶらすまし / サカモトトシユキ&横山遊季/circe/小畑亮吾(グーミ)/いわきサイコーです!!バンド
            LIVE PAINT:ユアサミズキ

            ※メール予約
            ticketsonic@gmail.com

            (問)club SONIC iwaki 
            福島県いわき市平字大工町9-2
            電話 0246-35-1199


            いわきサイコーです!!やります

            0
              振り返ったら、あの時から今の自分がはじまったんだなー
              ということが人生にはいくつかあると思うんだけど、
              ぼくがいまここにいて音楽を、バンドを続けていて
              いつだってたのしい気持ちで世界を変えていきたいと思っているのは5年前、
              福島県いわき市club SONIC iwakiで開催した
              「いわきサイコーです!!」というイベントがあったからじゃないかと思う。
              小型バスを借りて友達に運転してもらい、お客さんも出演者も一緒に東京からいわきへ。
              ミュージシャンやお客さんは東京からだけじゃなく全国から集まった。

              3.11の直後、音楽に何が出来るのか
              自分にうたえる歌があるのかわからなくなってしまったとき
              ぼくを動かした遠藤賢司さんの「不滅の男」。
              それから不思議な力に突き動かされて、本当にたくさんの人たちの力が集まって
              現実になった2011年5月6日、7日の二日間。
              九州に移住してからもいつだって心の中にありました。

              熊本県南関町で行われたNANKAN ROCK FESTIVAL「はるかぜ2013」というイベントは
              ぼくが考えつく最高の「いわきサイコーです!!」の続きのストーリーでした。

              そして2016年、マーガレットズロースが5年振りにいわきに帰ります。
              もう一度「いわきサイコーです!!」がはじまります。
              世界は何か変わったんだろうか?
              ぼくは何か変わったんだろうか?
              難しいことは結局わからないけど、動く理由はいつも同じで
              「あいつどうしてるかな?」
              ということと
              「いわきでライブしたい!」
              ということだけです。

              ぼくが九州に移ってからも「いわきサイコーです!!」をきっかけに
              いわきに通い続けているミュージシャンもたくさんいて、それがとてもうれしい。
              と同時にいまぼくが「いわきサイコーです!!」っていうことに
              どこか浦島太郎みたいな感覚も確かにある。
              だけど、マーガレットズロースのメンバーと遠距離になって、
              たまにステージで会うだけの日々だった5年間を形にしようといまアルバムを作っていて、
              なんというかとても個人的な想いだけど、もう一度いわきでライブしないことには、
              このアルバムは完成しないような気がしているのです。
              マーガレットズロースがこうして続いていてアルバムを作れること。
              その感謝をライブで表したいのだ!

              正直にいうと5年前、震災後にメンバーとの間で価値観の違いがはっきりしてしまって、
              そのことでバンドを続けることはもうできないんじゃないかと思ってた。
              それがいまでも続いているのは、「いわきサイコーです!!」があったから。
              ぼくの好きなロックンロールは、考え方や立場の違いで聴く人を選ぶような音楽じゃないって
              教えてくれたのがiwaki SONICのステージだったのだ。

              そんなわけで、熊本時代を経て別府に移り住み、音楽に専念することを決めた今、
              もう一度いわきのステージに帰ることは、もう絶対、初心に帰るために必要なことだったんです。

              そんな想いを全部伝えたわけじゃないけど、友達のSONIC店長三ケ田くん。
              それぞれにいままで流れて来た時間がちょうどここで重なりあって、
              club SONIC iwaki 15周年企画の一発目として「いわきサイコーです!!」が復活することになりました。やったー!!
              しかも5年前と同じ5月7日開催。本当にうれしいです。
              出演バンドも本当に素晴らしいです。
              ひとりの人間、ひとつの人生の中に流れている時間はひとつだけじゃなくて、「いわきサイコーです!!」がまたはじまることで
              ぼくの中で止まっていた時計が動きだすのを感じています。
              とにかく今はわくわくしてたまらないです。

              club SONIC iwaki 15周年企画 vol.01
              「いわきサイコーです!!」 
              【日時】2016年5月7日(土)開場17:30 / 開演18:00
              【料金】前売り 2500円 / 当日 3000円(+1ドリンク) 
              【出演】マーガレットズロース / ギターパンダ / 松崎ナオ / ドブロク / あぶらすまし / サカモトトシユキ
              etc… 

              ※メール予約
              ticketsonic@gmail.com

              (問)club SONIC iwaki 
              福島県いわき市平字大工町9-2
              電話 0246-35-1199

              世界中の人たちみんなでせーので音楽をやっている

              0
                自分のバンドが好きで、一番かっこいいと思ってやっている。
                だけど大好きな友だちのバンドや影響をうけた先輩と共演できるとき
                続けていてよかったなー、って思う。
                マーガレットズロース最高だけど、もしも世界にマーガレットズロースしかバンドが
                なかったら絶対おもしろくないし、こんなバンドにはなっていないし
                そもそもバンドなんかはじめられないから。
                世界中の人たちみんなでせーので音楽をやっている。

                マーカレットズロース結成20周年の今年、最初のライブはそんな
                素晴らしい共演の夜です。

                ひとりだけじゃ絶対気づけないことがあるから
                ああ自分てこんな人間だったんだってわかるのは
                ひとりだけじゃわからないから
                いろんな人がいて、いろんなバンドがいいて
                いいなーかっこいいなーって思ったり、やだなーかっこわるいなーって思ったり
                そうして自分のことがわかっていく。

                出会い方にもいろいろあるけど、
                今回のイベントを企画してくれたうーちゃんは
                うーちゃんが思いつくサイコーのイメージを形にしてくれました。
                そのなかにマーガレットズロースがいて、フジロッ久(仮)がいて、ねじ梅タッシと思い出ナンセンスがいます。
                ひとりの人のサイコーのイメージのワンピースに選んでもらえて
                そんな夜はきっとサイコーの自分に出会える。
                ひとりじゃ思いつかないことができる日なんです。

                うーちゃんがつくった予告映像の中でも、ぼくはそうとう酔っぱらいながら
                話したけど、みんな本当にかっこわるくてかっこいい人たちなんだ。
                だれだって自分ができること思いっきりやったらサイコーにかっこいいんだって教えてくれるバンドなんだ。
                それしかできないよ。

                こうして20年バンドをやってきて、この日が素晴らしい一日になることは
                実は知っているんだ。
                もうその素晴らしい瞬間は結構前からはじまっているから。
                この予告映像を見てもらえればわかると思う。
                ここに詰め込んだ気持ちはその日だけのものじゃなくて
                いままでこうして生きてきたこと全部だし、この瞬間の気持ちだし、未来にもつながっているから
                ドキドキするけどなにも心配はいりません。
                だから一緒にたのしもうね!

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                2016年2月7日 (日)  

                東京都 下北沢BASEMENT BAR
                『生ものですのでお早めに!』

                出演:
                マーガレットズロース
                ねじ梅タッシと思い出ナンセンス
                フジロッ久(仮)

                OPEN:18:00
                START:18:30
                前売:2700円+1Drink
                当日:3000円+1Drink


                会場
                BASEMENT BAR
                東京都東京都世田谷区代沢5丁目18−1
                電話:03-5481-6366

                 

                平井正也・マーガレットズロース 1月・2月

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                  【平井正也とマーガレットズロースの1月・2月のライブをお知らせします】


                  ●1月23日(土)
                  埼玉県東松山市 キッチンカフェ・クランボン
                  「サカナ★ジュークボックスVOL4」
                  マーガレットズロース20周年
                  平井正也ワンマンライブ
                  O.A:コサック(うつぼ)
                  18:00開場/19:00開演
                  前売り1500円 /当日2000円
                  FOOD・ドリンク付き(ビュッフェスタイル)

                  …完全アコースティックの第1部、エレキギターで大爆発の第2部!

                  ● 1月24日 (日) 
                  横浜 野毛 ボーダーライン  
                  出演:平井正也、moqmoq、やく
                  19:00スタート
                  チャージ500円+投げ銭

                  …野毛、野毛、野毛

                  ●1月30日(土)
                  大分県別府市 リアルコーヒー
                  「別府パンダーランド」
                  出演:ギターパンダ、風太郎、平井正也
                  18:00オープン/18:30スタート
                  投げ銭

                  …虹によばれたライブ

                  ●2月6日(土)
                  群馬県高崎市 cafe夕暮れの星と窓
                  「詩とうたのお茶会」
                  出演:平井正也、片貝たゐせゐ、Matubaself
                  16:00スタート
                  2000円(ドリンク軽食付き)

                  …久しぶりに詩の朗読もしようかと

                  ●2月7日(日)
                  東京都下北沢 BASEMENT BAR
                  『生ものですのでお早めに!』
                  出演:マーガレットズロース、ねじ梅タッシと思い出ナンセンス、フジロッ久(仮)
                  18:00オープン/18:30スタート
                  前売2700円/当日3000円

                  …ロックンロールが好きな人へ、全員集合!

                  ●2月11日 (木) 
                  大分市 ふらぼうファーム
                  ‘‘バレンタインライブ’’
                  『愛の爆発』
                  出演:平井正也、nelco
                  15:00オープン / 15:30スタート
                  1500円(ドリンク付き)

                  …nelcoはゆるい家族バンドではありません。パンクです。

                  ● 2月13日 (土) 
                  大分県 別府市 カッパーレイブンズ    
                  出演:平井正也、ボギー、Pistol Packin' MAMA、JUNK STYLE、PANTS
                  DJ: ARA
                  18:30オープン/19:00スタート
                  1500円

                  …ボギーが別府に来る!平井は別府の音楽シーンと初コンタクト

                  ●2月27日 (土) 
                  東京都 都電荒川線車両貸し切りライブ
                  「まちねのわだち 3」
                  平井正也、下岡晃

                  …sold out!電車のライブたのしみ。今年、もう一回あるかも?

                  その他のライブ情報
                  http://www.magazuro.com/cgi-bin/sche/tackynotesp.cgi
                   

                  ナビゲーター

                  0
                    この頃はよく本を読みます。
                    いま読んでいるのは「人間・釈迦」という本。
                    図書館でたまたま手に取りました。
                    哲学化された仏教でなく、ブッダを主人公にした小説のような形をとっています。
                    著者の高橋信次という人は仏教を学んだことはないそうです。
                    けれど目の前にブッダの生きた当時の様子が映画かなにかでも見ているように映し出され、それをそのまま書いたということです。
                    高橋信次さんは1976年に自分の予言通りに生涯を終えたそうです。

                    本の中のブッダが悟りをひらいたときのことを書いた部分で
                    人は他の天体から特殊な乗り物にのって飛来したとありました。
                    ほんとにそんなことをブッダがいったのかどうか、それがなにかの文献に残っていようがいまいが
                    いまでは確かめることはできませんが、ぼくにはとても興味深く、当時のまま、生の仏教の誕生を目の当たりにしているようでした。

                    本の中ではまだ生まれてくる前のイエス=キリストが、アモンという名前のバフラマンとして登場したりします。
                    ブッダとイエスとは互いに一方が現象界(この世界)に生まれたときは一方が実在界にいて魂を導く存在として描かれています。
                    モーゼも出てきます。すごいです。
                    ウルトラマンでたまに強い怪獣が出てきたとき、他のウルトラ兄弟とか父とか母とかゼウスとかが出てくるみたいに興奮します。

                    宗教だってひとつのおおきなストーリーなんだと思います。生まれたときはロックンロールみたいに一瞬で爆発したはず。
                    だからこの本のストーリーのことをフィクションかノンフィクションか、仏教の内容に矛盾しないかどうか判断するのは全然意味がなくて、高橋信次さんの中のブッダが本当に語ったストーリーなんだからノンフィクションです。そういうフィクションが好きです。

                    そもそもこの頃はほんとうにこの世界がうその地球儀に思えてしかたありません。
                    でも「この世界はまぼろしだ」ってことがいいたいんじゃないんです。
                    この世界がうそでもなんでもおもいっきり遊びたいということなんです、ぼくがこの頃思うのは。
                    でも振り返るといつからかずっとそんなことを思っています。

                    ぼくにとってはヒロトやマーシーが言っていることもブッダが言っていることもおなじ響きをもってぼくの胸を揺さぶります。
                    先日のライブでカバーした「ナビゲーター」という曲。
                    昔から好きだったけど、サビの「ナビゲーターは魂だ」という歌詞。
                    幼いぼくは「料理は愛情だ」みたいに受け取っていた。
                    ナビゲーターにとって大事なのは魂だって意味なのかと。

                    でも素直に聴いたら「魂がこの体を導いている」ってことだよね。

                    歌は人生のいろんな場面でいろんなふうに寄り添ってくれます。
                    ひとつの意味だけでとらえられないと思う。
                    もちろんそれが自分の歌でも。
                    なにか読んで感動する言葉って、もう違う言葉で自分でうたっていたりする。
                    ほんとうはなんのことかわからずに歌になったことが、経験を経てわかったりすることもある。
                    歌はすごいパワーを持っていて、うたうことは本当になる。
                    だからみんな本当になってほしいことをうたった方がいい。


                    きのう台所で「人間・釈迦」を読んでいたら、急に呼ばれたような気がして外に出た。
                    山の方へ行きたくなってずんずんいくと虹が出ていた。
                    虹を見たら、どんとの歌が流れて、ろくろうさんのことを思った。
                    そしたら夜ろくろうさんから電話があって、ライブに誘ってもらった。
                    今度別府にギターパンダと風太郎さんが来るそうです!
                    しらせは来るのものでもあり、こちらから呼ぶものでもあるんだな。

                    佐古くんのこと

                    0
                      https://youtu.be/pIhQqCJzBr0
                      今年福岡で出会った佐古勇気くんのことを、ぼくはまだよく知らない。
                      佐賀県出身。
                      ぼくも大好きな友部正人さんや早川義夫さん、ボブ・ディランが大好き。
                      いままで出会わなかったのが不思議なくらい
                      共通の友達がたくさんいるみたい。
                      でも彼について知っているこれらの少ない知識なんてどうでもいい。
                      その日リハーサルで彼の歌をはじめて聴いて、力があるなと思った。
                      一言で言うと、なにも説明がいらない感じだった。
                      たくさんのミュージシャンに出会う。
                      どんな音楽だって好きになれるわけじゃないし、みんなと仲良くなれるわけじゃない。
                      それは自分がぼーっとしているから、鈍いからなのかなと思うこともある。
                      良さが伝わってこないのは自分のせいなんじゃないかと。
                      どんな音楽にもいい悪いはなくて、好きになるコツがある気がするから。
                      でも佐古くんの歌を聴いて、どんなにぼーっとしていても
                      好きなものには絶対気がつくんだとわかった。
                      かえって鈍くしているくらいの方が本当に好きなものだけに出会えるのかもしれない。
                      佐古くんがその日ライブ中にMCでこんなことを言っていた。
                      世の中に便利な道具が増えて、こんなに簡単にかっこいい音楽が
                      作れるようになったのに、ぐっと来るものはとても少ない。
                      それは、その音楽の中にその人がいないから。
                      また佐古くんと一緒にやりたいな、と思って佐古くんに連絡。
                      佐古くん、その日のうちに全部決めてくれた。
                      おたがい、とてもたのしみにしている日です。
                      吉祥寺のsutekinaというお店もとてもよさそう。
                      ああ!たのしみだなあ!
                      リハーサルではじめて聴いたのは確かこの曲でした。
                      「むかしのむさしの」
                      ・・・・・・・・・・・・・・・・
                      ●12月13日 (日)
                      東京 吉祥寺sutekina
                      『素敵なツーマン 第四夜』
                      出演:佐古勇気(snap) / 平井正也
                      時間:open 19:30 / start 20:00
                      料金: 2,000円(+1d)
                      会場:sutekina
                      〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目2−4 3 階
                      電話 0422-72-7262


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